大正時代 TAISHO / VOL.12

大正編

大正時代とは、1912年からのわずか15年間でありながら、民主主義の機運とモダンな都市文化が一気に花開いた激動の時代である。第1次世界大戦の好景気を背景に、政治では「大正デモクラシー」が起こり、政党政治や普通選挙法が実現。街には「サラリーマン」や「モダンガール」が行き交い、ラジオ放送や洋食の普及など消費社会が本格化した。後半は関東大震災の発生や不景気に苦しむも、短くも鮮烈な光を放った時代である。

路面電車が走るモダンな銀座の街並みと、大正ロマン風の男女を描いたイメージ「大正編」
大正編 記帳一覧 — ARTICLES
大正時代のモダンな街並みを背景に、スーツと鞄姿で丸の内のオフィス街へ向かう大卒サラリーマンと、十圓紙幣・硬貨を描いたイメージ

大正時代のサラリーマン、初任給は現代でいくらに相当するか。

大正末期、大卒サラリーマンの初任給は月50円〜60円。現代円に換算すると約15万〜20万円だが、当時の物価や大工・職業婦人との所得差を並べると、その「重み」はまったく違って見えてくる。

約15万〜20万円大卒初任給 現代円換算
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